Linuxコマンド【 time 】コマンドの時間計測やリソース使用量を表示する
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timeコマンドは、コマンドの時間計測やリソース使用量を表示するコマンドです。
timeコマンド
書式
time [オプション] コマンド
timeコマンドは指定したコマンドが終了すると3つの時間を表示します。
実時間(real time) | コマンド起動から終了までの時間です。 |
ユーザーCPU時間(user) | struct tms の tms_utime と tms_cutime の値の合計です。 |
システムCPU時間(sys) | struct tms の tms_stime と tms_cstime の値の合計です。 |
オプション
-p | フォーマット"real %f\nuser %f\nsys %f\n"が使用されます。単位は秒です。 |
使用例
オプションなしでコマンドを実行します。以下のC言語のソース(loop.c)を利用します。
#include <stdio.h> int main(){ int i; for (i=0;i<1000000000;++i){ } printf("Hello, World\n"); }
ソースコードをコンパイルし、timeコマンドを実行します。
$ emacs loop.c $ gcc loop.c $ time ./a.out Hello, World real 0m2.146s user 0m2.144s sys 0m0.000s
オプション -p を使うと以下のようなフォーマットで時間が表示されます。単位は秒です。
$ time -p ./a.out Hello, World real 2.13 user 2.13 sys 0.00
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