Linuxコマンド【 jobs 】アクティブなジョブをリスト表示する

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

jobsコマンドは、アクティブなジョブをリスト表示するコマンドです。

jobsコマンド

書式

jobs [オプション] [ジョブ番号]

ジョブ番号を指定したば場合にはそのジョブについてのリストを表示します。

ジョブ番号

%nn番目のジョブ
%%、%+カレントジョブ
%-以前のジョブ

オプション

-lリスト表示にプロセスIDを付加します。
-pプロセスIDのみをリスト表示します。
-r実行中のジョブにのみをリスト表示します。
-s停止中のジョブにのみをリスト表示します。

使用例

まず、viコマンドとemacsコマンドを実行し、[Ctrl + Z]でサスペンドします。

$ vi
↓ [Ctrl + Z]でサスペンド
[1]+  停止                  vi

$ emacs
↓ [Ctrl + Z]でサスペンド
[2]+  停止                  emacs

jobsコマンドをオプションなしで実行します。

$ jobs
[1]-  停止                  vi
[2]+  停止                  emacs

リスト表示にプロセスIDを付加します(オプション -p)。

$ jobs -l
[1]- 12035 停止                  vi
[2]+ 12036 停止                  emacs

指定したジョブ番号のジョブを表示します。

$ jobs %2
[2]+  停止                  emacs

jobsコマンドで、ジョブ番号を確認しながらジョブの実行再開や停止をすることができます。

サスペンドされているジョブをフォアグラウンドで実行再開するには「fgコマンド」を、バックグランドで実行再開するには「bgコマンド」を使います。あわせてご覧ください。

関連コマンド

bg, fc, fg,

プロセス の人気記事

  1. Linuxコマンド【 sleep 】指定した時間だけ処理を遅延する
  2. Linuxコマンド【 crontab 】cronを設定する
  3. Linuxコマンド【 jobs 】アクティブなジョブをリスト表示する
  4. Linuxコマンド【 ps 】現在実行されているプロセスを表示する
  5. Linuxコマンド【 pgrep 】プロセス名や属性を指定してプロセスIDを表示する
  6. Linuxコマンド【 pstree 】プロセスをツリー表示する
  7. Linuxコマンド【 top 】システムの状況と稼働中のプロセスをリアルタイム表示する

関連記事(一部広告含む)