Linuxコマンド【 free 】空きメモリと使用しているメモリの容量を表示する

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

freeコマンドは空きメモリと使用しているメモリの容量を表示するコマンドです。

free

書式

free [オプション]

物理メモリに加えて、スワップも表示してくれます。

オプション

-b表示結果をバイト単位で表示します。
-k表示結果をキロバイト単位で表示します(デフォルト)。
-m表示結果をメガバイト単位で表示します。
-s 秒数指定した秒数ごとに表示します。
-t物理メモリとスナップの合計も表示します。

使用例

freeコマンドをオプションなしで実行するとメモリー(Mem)とスワップ(Swap)の総容量(total)・使用(used)・空き(free)容量が表示されます。単位はキロバイトです。

$ free
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       1026940     942920      84020          0     105888     729560
-/+ buffers/cache:     107472     919468
Swap:      2094076          0    2094076

キロバイト表示だと見にくいので、メガバイト単位で表示します(オプション -m)。

$ free -m
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:          1002        920         81          0        103        712
-/+ buffers/cache:        105        897
Swap:         2044          0       2044

物理メモリとスナップの合計も表示します(オプション -t)。

$ free -t
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       1026940     942912      84028          0     105896     729560
-/+ buffers/cache:     107456     919484
Swap:      2094076          0    2094076
Total:     3121016     942912    2178104

関連コマンド

ps, top

システム の人気記事

  1. Linuxコマンド【 date 】システムの日付や時刻の表示・設定する
  2. Linuxコマンド【 sysctl 】カーネルパラメータを設定する
  3. Linuxコマンド【 reboot 】システムをすぐに再起動する
  4. Linuxコマンド【hostname】マシンのホスト名を表示・設定する
  5. Linuxコマンド【 ldd 】共有ライブラリへの依存関係を表示する
  6. コマンドリファレンス
  7. fuser - ファイルやソケットを使用しているプロセスを特定 - Linuxコマンド
  8. init - プロセス制御・ランレベルの変更 - Linuxコマンド
  9. Linuxコマンド【shutdown】システムを終了する
  10. Linuxコマンド【 bc 】シェルで数値計算を実行する

関連記事(一部広告含む)