Linuxコマンド【 sysctl 】カーネルパラメータを設定する

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sysctlコマンドは、サーバー稼働中にカーネルパラメータを設定・変更するコマンドです。

sysctl

書式

sysctl [オプション]

sysctlは、ディレクトリ /proc/sys/ 以下にリストされているカーネルパラメータを修正するのに用います。

オプション

-a利用できるすべての値を表示します。
-A利用できるすべての値をテーブルで表示します。
-n値だけ表示します。キー名は表示しません。
-Nキー名のみ表示します。
-p ファイル指定したファイルを読み込み、パラメータを変更します。ファイルを指定しない場合は「/etc/sysctl.conf」を読み込みます。
-q値のセットを標準出力に表示しない。
-w 変数=パラメータ指定した変数を指定したパラメータに変更します。

使用例

利用できるすべての値を表示します(オプション -a)。

# sysctl -a
kernel.sched_child_runs_first = 0
kernel.sched_min_granularity_ns = 1500000
kernel.sched_latency_ns = 12000000
kernel.sched_wakeup_granularity_ns = 2000000
kernel.sched_tunable_scaling = 1
kernel.sched_migration_cost = 500000
kernel.sched_nr_migrate = 32
kernel.sched_time_avg = 1000
kernel.sched_shares_window = 10000000
kernel.timer_migration = 1
kernel.sched_rt_period_us = 1000000
kernel.sched_rt_runtime_us = 950000
kernel.sched_autogroup_enabled = 0
… 略 …

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