Linuxコマンド【 chage 】ユーザーのパスワード有効期限を表示・変更する

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chageコマンドは、ユーザーのパスワード有効期限を表示・変更するコマンドです。

chageコマンド

書式

chage [オプション] ユーザー名

パスワード有効期限の変更は、rootユーザーのみが実行可能です。一般ユーザーは自身のパスワード有効期限情報を表示する「オプション -l」のみ利用できます。

オプション

-d 最終更新日パスワードの最終更新日(YYYY-MM-DD)を指定します。
-E 有効期限日パスワードの有効期限日(YYYY-MM-DD)を指定します。
-I 日数パスワードの有効期限が切れてから、ユーザーアカウントがロックされるまでの日数を指定します。
-lユーザーのパスワード有効期限情報を表示します。
-m 日数パスワードが変更できる最小日数を指定します。
-M 日数パスワードが有効な最大日数を指定します。
-W 日数パスワードの有効期限が切れる何日前から警告を表示するかを指定します。

使用例

一般ユーザー(karuma)で、自身のパスワード有効期限情報を表示します。

$ chage -l karuma
Last password change : Oct 21, 2013
Password expires : never
Password inactive : never
Account expires : never
Minimum number of days between password change : 0
Maximum number of days between password change : 99999
Number of days of warning before password expires : 7

rootで一般ユーザー(karuma)のパスワードの変更が可能な最小日数(オプション -m)とパスワードが有効な最大日数(オプション -M)を指定します。

# chage -m 3 -M 100 karuma

パスワードの有効期限情報を確認します。

# chage -l karuma
Last password change : Oct 01, 2013
Password expires : Jan 09, 2014
Password inactive : Jan 16, 2014
Account expires : Oct 01, 2013
Minimum number of days between password change : 3
Maximum number of days between password change : 100
Number of days of warning before password expires : 7

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