Linuxコマンド【 alias 】コマンドの別名を登録する
当ページのリンクには広告が含まれています。
スポンサーリンク
aliasコマンドは、コマンドの別名を登録するコマンドです。
aliasコマンド
書式
alias [名前[=コマンド]]
aliasコマンドでは、コマンドとオプションを別名で登録することができます。語弊を恐れずに言えば、Windowsでいうところのショートカットといったところでしょう。
よく使うコマンドとオプションのセットを別名で登録しておくと便利です。ログインした場合に読み込まれるファイル「~/.bashrc」に記載しておくといいでしょう。
使用例
オプションなしで実行すると現在登録されている alias の一覧が表示されます。
$ alias alias l='ls -CF' alias la='ls -A' alias ll='ls -l' alias ls='ls --color=auto'
「~/.bashrc」ファイルのalias部分をみてみましょう。あらかじめ用意されている aliasが表示されます。
$ cat ~/.bashrc | grep alias # enable color support of ls and also add handy aliases alias ls='ls --color=auto' #alias dir='dir --color=auto' #alias vdir='vdir --color=auto' #alias grep='grep --color=auto' #alias fgrep='fgrep --color=auto' #alias egrep='egrep --color=auto' # some more ls aliases alias ll='ls -l' alias la='ls -A' alias l='ls -CF'
自分用のカスタマイズ・コマンドを作成する場合には、このファイルに記載すれば、OKです。
「.bashrc」ファイルを編集したら、sourceコマンドで設定を反映します。あるいは、一旦ログアウトし、再度ログインすれば、設定が反映されます。
$ source ~/.bashrc
関連コマンド
システム の人気記事
- Linuxコマンド【hostname】マシンのホスト名を表示・設定する
- Linuxコマンド【 ldd 】共有ライブラリへの依存関係を表示する
- arch - マシンのアーキテクチャを表示 - Linuxコマンド
- Linuxコマンド【shutdown】システムを終了する
- Linuxコマンド【 reboot 】システムをすぐに再起動する
- manコマンドの表示を日本語にする方法
- fuser - ファイルやソケットを使用しているプロセスを特定 - Linuxコマンド
- init - プロセス制御・ランレベルの変更 - Linuxコマンド
- Linuxコマンド【 bc 】シェルで数値計算を実行する
- Linuxコマンド【 free 】空きメモリと使用しているメモリの容量を表示する