Linuxコマンド【 factor 】素因数分解を実行する
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factorコマンドは指定した数値の素因数分解を実行するコマンドです。
factor
書式
factor [数値]
指定できる数値は正の整数のみです。負の整数を指定するとエラーが表示され、正しく動作しません。
素因数分解とは、数値(正の整数)を素数の積で表示することを言います。
使用例
数値を指定して素因数分解してみましょう。ここでは「12」を指定しました。結果は「2」「2」「3」という素数で表示され、当然これらを掛けると「12」になります。適切に素因数分解されていますね。
$ factor 12 12: 2 2 3
上述したように負の整数(ここでは「-10」)を入力すると、正しく動作しません。
$ factor -10 factor: 無効なオプション -- '1' 詳しくは `factor --help' を実行して下さい。
こんなに大きな数値を指定しても、瞬時に素因数分解してくれます。
$ factor 12971294879127498172 12971294879127498172: 2 2 7 7 103 131 49711 98665709
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