今日の人気記事

  1. 配列を文字列に変換する - implode()
  2. 簡単なPHPスクリプトを動かしてみよう
  3. ファイルから1行ずつ読み込む - fgets()
  4. ユニークなファイル名の一時ファイルを作成 - tempnam()
  5. ヒアドキュメント

変数の型

当ページのリンクには広告が含まれています。

PHPの「変数の型」について、解説します。

プログラミング言語PHPには、値を格納(代入)できる変数が以下の表に掲載している8種類あります。ここでは変数の型と使い方についてみていきます。

boolean 論理値(論理型)
integer 整数(整数型)
float(または、double) 浮動小数点数(浮動小数点型)
string 文字列
array 配列
resource リソース
NULL ヌル値

論理値 - boolean

論理値とは、真か偽かを表す型で、trueかfalseの値を持ちます。

// 真
$var = true;
// 偽
$var = false;

より詳しい解説は「論理値 - boolean」をご覧ください。

整数 - integer

整数とは、小数点を含まない「0, 1, 2, -3」といったゼロ、正の整数、負の整数を表す型です。10進数だけではなく、8進数や16進数の値を持つこともできます。8進数は数値の前に「0」を、16進数は数値の前に「0x」を付けて表現します。

// 10進数
$var = 123;
// 8進数
$var = 0123;
// 16進数
$var = 0x123;

より詳しい解説は「整数 - integer」をご覧ください。

浮動小数点数 - float

浮動小数点数は、小数点を含む「3.14, 1.414」といった数値を表す型です。

$var = 3.14;

四則演算をするサンプルプログラムです。浮動小数点型は、数値を足したり、掛けたり……といった演算に利用されます。

<?php
$var = (1.23 * 10 * 10) / 2 + 3;
var_dump( $var );
?>

実行結果です。

float(64.5)

var_dump関数を用いて、変数($var)に代入されている値と型式を表示しています。

文字列 - string

文字列は、「PHP入門」といった文字列を表す型です。シングルクォーテーション「'」、ダブルクォーテーション「"」で囲んで指定します。

$var = 'PHP入門';
$var = "Webプログラミング";

より詳しい解説は「文字列 - string」をご覧ください。

配列 - array

配列は、複数の数値や文字列といった値のセットを表す型です。

$var = array(1,2,3,4,'PHP');
$var = array('PHP'=>'1','2'=>'入門');

より詳しい解説は「配列 - array」をご覧ください。

リソース - resource

リソースは、ファイル・データベース接続・画像などの外部リソースを扱う特殊な型です。

NULL

NULLは、変数の値が空っぽで何も格納されていないこと表します。

$var = NULL;

より詳しい解説は「NULL - ヌル」をご覧ください。

「変数の型」を一通り理解したら、次は「変数名の付け方 - 分かりやすいコードのために」をみてみましょう。

変数 の人気記事

  1. PHPスクリプト - 基本的な記述方法 - 書き方の基本
  2. require、require_once - ファイルの取り込み
  3. HTML内でPHPスクリプトを実行 - 埋め込み
  4. 連想配列
  5. 簡単なPHPスクリプトを動かしてみよう
  6. 配列 - array
  7. ファイルの読み込み
  8. 変数の型
  9. 変数のリファレンス
  10. 静的な変数

関連記事(一部広告含む)