今日の人気記事

  1. PHPのダウンロードとインストール - Windows10
  2. Apache + PHPの設定と動作確認 - Windows10
  3. require、require_once - ファイルの取り込み
  4. 定数の基本構文

PHPスクリプト - 基本的な記述方法 - 書き方の基本

当ページのリンクには広告が含まれています。

ここでは「PHPスクリプト」の基本的な記述方法(書き方の基本)をみていきます。

開始タグと終了タグ

まずは、PHPスクリプトを作成する場合に必要な「開始タグと終了タグ」について解説します。

PHPスクリプトは開始タグ <?php からはじまり、終了タグ ?> で終わります。開始タグと終了タグの間にPHPスクリプトのコード(命令文、プログラム)を記述します。

<?php

  ここにコードを記述します。

?>

例えば「Hello, World!」という文字列を出力するPHPスクリプトは以下のようになります。

<?php
echo "Hello, World!";
?>

開始タグ <?php と終了タグ ?> に「コード」が挟まれていることがわかります。

コードの最後にはセミコロン

PHPスクリプトのコードの最後にはセミコロン「;」を記述します。

<?php echo "Hello, World!"; ?>

コードの間は半角スペース/タブ/改行で区切る

コードの間は「半角スペース」「タブ」「改行」で区切ります。

echo "Hello, World!";

echo タブ "Hello, World!";

echo 改行
"Hello, World!";

といった具合です。

コードの最後にセミコロン「;」、命令の間を「半角スペース」「タブ」「改行」で区切れば、どのように記述しても構いません。

<?php

 echo "Hello, World!"; ?>
<?php
 echo 
 "Hello, 
 World!"; ?>

どのPHPスクリプトも同じように「Hello, World!」という文字列を出力します。

通例、1行のコードが長くなった場合にスクリプトを読みやすくするために改行を入れますが、HTML内でPHPスクリプトを実行する場合などは、改行を入れずにスクリプトを記述する場合が多いです。

PHPで開発されているブログシステムであるWordPressのテーマ内のコードなどは改行なしのコードがよく見られます。

これは主となるHTMLコードを読みやすくするためです。

読みやすいスクリプトは、バグを防ぐことができるので、改行、インデント、コメントを適切に使って、読みやすいスクリプトを心がけましょう。

WordPressのテーマ内のPHPスクリプトは、このようになっています。

…
<body <?php body_class(); ?>>
<div id="page" class="hfeed site">
  <header id="masthead" class="site-header" role="banner">
  <hgroup>
    <h1 class="site-title"><a href="<?php echo esc_url( home_url( '/' ) ); ?>" title="<?php echo esc_attr( get_bloginfo( 'name', 'display' ) ); ?>" rel="home"><?php bloginfo( 'name' ); ?></a></h1>
…

次はPHPの基本構文「コメント」をみてみましょう。

基本構文 の人気記事

  1. コメント
  2. require、require_once - ファイルの取り込み
  3. 連想配列

関連記事(一部広告含む)