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変数の基本構文

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PHPの変数について、解説します。

変数

「変数」とは数値や文字列といったデータを格納する箱のようなもので、PC上のメモリに保存されています。格納したデータはいつでも取り出すことができ、変更することもできます。

変数に格納される数値や文字列のことを「値」といいます。

変数の定義方法

変数は、変数名の前に「$(ドル記号)」を使って定義します。変数名にはさまざまな名前を付けることができます。

$var

変数の名前の付け方には以下の規則(命名規則)があります。

  1. 変数名は「$」からはじまります。
  2. 1文字目にアルファベットの小文字・大文字、もしくはアンダースコア「a〜z, A〜Z, _」が続きます(数字はNG)。
  3. 2文字目以降には、数字、アルファベットの小文字・大文字、アンダースコアが利用できます。
  4. アルファベットの小文字と大文字は区別します。

それではいくつかの変数名の「良い例」「悪い例」をみてみましょう。

/* 良い例 */
$var
$_var
$VAR345
$str
$STR
/* 悪い例 */
$123var // 先頭が数字
$変数 // 漢字は使用できません
※ より正確に
正確な変数の命名規則は、正規表現で'[a-zA-Z_\x7f-\xff][a-zA-Z0-9_\x7f-\xff]*'になります。アルファベット・数値・アンダースコアに加え、見慣れない変な記号を使うこともできます。しかし、あまり使うことがないので、上の説明では省いています。

次は「整数」「文字列」……といった「変数の型」をみてみましょう。

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