今日の人気記事

  1. PHP + Apache 環境の構築
  2. ファイル名を変更 - ファイルを移動 - rename()
  3. PHP関数リファレンス
  4. ファイルを削除 - unlink()
  5. 変数の型

NULL - ヌル

当ページのリンクには広告が含まれています。

ここでは「NULL(ヌル)型」について解説します。

NULL - ヌル

NULL型は変数が値を持っていないことを表す特殊な型で、値を出力すると「NULL」という値を返します。

サンプルスクリプト

特殊な型なのですが、案外お目にかかることが多いので、サンプルスクリプトをみながらどのような場合に「NULL」が登場するかをみていきましょう。

値の格納されていない変数

値の格納されていない変数のサンプルスクリプトです。NULL型を確認するために、変数の値に関する情報を出力する var_dump関数 を使っています。

<?php
var_dump($var);
?>

実行結果です。

NULL

このように値が格納されていない変数の値をみようとすると、NULLが返されます。

NULL値を格納した変数

NULL値を変数に格納するサンプルスクリプトです。一旦、「数値」を格納してから「NULL値」を格納しています。

<?php
// 数値を格納
$var = 1;
var_dump($var);
// NULL値を格納
$var = null;
var_dump($var);
?>

実行結果です。

int(1)
NULL

変数に格納されている値が「数値」から「NULL値」に変わったことがわかります。

unset関数で削除された変数

unset関数 で変数を削除するサンプルスクリプトです。一旦、「文字列」を格納してから unset関数で変数を削除しています。

<?php
// 文字列を格納
$var = 'Hello';
var_dump($var);
// 変数を削除
unset($var);
var_dump($var);
?>

実行結果です。

string(5) "Hello"
NULL

変数に格納されている値が「文字列」から「NULL値」に変わったことがわかります。

基本構文 の人気記事

  1. PHPスクリプト - 基本的な記述方法 - 書き方の基本
  2. require、require_once - ファイルの取り込み
  3. ファイルの読み込み
  4. 日付 / 時刻の取得と表示

関連記事(一部広告含む)