Linuxコマンド【 sg 】別のグループIDでコマンドを実行する

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

sgコマンドは、別のグループIDでコマンドを実行するコマンドです。

sg

書式

sg [-] [グループ [コマンド]]

sgコマンドは、別のグループIDでコマンドを実行します。sgコマンド実行後は元のグループに戻ります。suコマンドのグループ版と言ったところでしょう。

グループを新規作成する「groupaddコマンド」やグループを削除する「groupdelコマンド」も合わせてご覧ください。

使用例

まずは、「gpasswdコマンド」でグループにパスワードを設定しましょう。パスワードを設定していない場合は、以下のように「Invalid password.」と表示されコマンドが実行できません。

$ sg root ls /etc/
Password: 
Invalid password.

さて、準備ができたところでコマンドを実行してみましょう。rootグループで「lsコマンド」を実行してみます。

$ sg root "ls -a"
Password: ← rootグループのパスワードを入力
.  ..  .bash_history  .bash_logout  .bashrc  .lesshst  .profile

システム の人気記事

  1. Linuxコマンド【hostname】マシンのホスト名を表示・設定する
  2. Linuxコマンド【 ldd 】共有ライブラリへの依存関係を表示する
  3. arch - マシンのアーキテクチャを表示 - Linuxコマンド
  4. Linuxコマンド【shutdown】システムを終了する
  5. Linuxコマンド【 reboot 】システムをすぐに再起動する
  6. manコマンドの表示を日本語にする方法
  7. fuser - ファイルやソケットを使用しているプロセスを特定 - Linuxコマンド
  8. init - プロセス制御・ランレベルの変更 - Linuxコマンド
  9. Linuxコマンド【 free 】空きメモリと使用しているメモリの容量を表示する
  10. Linuxコマンド【 bc 】シェルで数値計算を実行する

関連記事(一部広告含む)