nginx をソースからインストールする方法
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nginxをソースからインストールする方法を解説します。
ソースからビルド
パッケージからインストールした場合、nginxのバージョンが古い場合があります。機能として問題はないのですが、テストなどで最新版を試したい場合は、ソースからビルドしましょう。ここでは安定版の1.4.1をインストールします。
まず、wgetコマンドでソースファイルをダウンロードします。
# cd /usr/local/src # wget http://nginx.org/download/nginx-1.4.1.tar.gz
ダウンロードしたファイルをtarコマンドで展開し、
# tar zxf nginx-1.4.1.tar.gz # cd nginx-1.4.1/
makeコマンドでコンパイル・インストールします。
# make # make install
これで、インストール完了です。デフォルトの設定を変更したい場合は、コンフィグ時に以下のオプションを設定すれば、OKです。
--prefix=path | nginxがインストールされるパス。デフォルトのpathは、/usr/local/nginx。 |
--sbin-path=path | nginxの実行ファイルがインストールされるパス。デフォルトのpathは、/sbin/nginx。 |
--conf-path=path | nginxの設定ファイルnginx.confがインストールされるパス。デフォルトのpathは、prefix/conf/nginx.conf。 |
--pid-path=path | nginxのpidファイルのパス。デフォルトのpathは、prefix/logs/nginx.pid。 |
--error-log-path=path | nginxのエラーファイルのパス。デフォルトのpathは、prefix/logs/error.log。 |
--http-log-path=path | nginxのアクセスログのパス。デフォルトのpathは、prefix/logs/access.log。 |
こちらも参考にどうぞ。
http://wiki.nginx.org/InstallOptions