Linuxコマンド【 dmesg 】カーネルのリングバッファを表示する

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dmesgコマンドは、カーネルのリングバッファを表示するコマンドです。

dmesg

書式

dmesg [オプション]

オプション

-Cリングバッファを削除します(管理者権限が必要)。
-cリングバッファを表示した後に削除します(管理者権限が必要)。
-Dコンソールにメッセージを表示しないようにします(管理者権限が必要)。
-dタイムスタンプとメッセージ間の消費時間を表示します。
-Eコンソールにメッセージを表示します(管理者権限が必要)。
-f表示するfacilytyを指定します。詳細はヘルプ(-h)をご覧ください。
-hヘルプを表示します。
-kカーネルメッセージを表示します。
-l表示するlevelを指定します。詳細はヘルプ(-h)をご覧ください。
-s表示するバッファーサイズを指定します。
-tカーネルのタイムスタンプを表示しません。
-uユーザースペースのメッセージを表示します。

使用例

オプションなしでdmesgコマンドを実行します。

$ dmesg
[    0.000000] Initializing cgroup subsys cpuset
[    0.000000] Initializing cgroup subsys cpu
[    0.000000] Linux version 3.2.0-4-amd64 (debian-kernel@lists.debian.org) (gcc version 4.6.3 (Debi
an 4.6.3-14) ) #1 SMP Debian 3.2.51-1
[    0.000000] Command line: BOOT_IMAGE=/boot/vmlinuz-3.2.0-4-amd64 root=UUID= ro quiet console=tty0 console=ttyS0
[    0.000000] Disabled fast string operations
[    0.000000] BIOS-provided physical RAM map:
[    0.000000]  BIOS-e820: 0000000000000000 - 000000000009dc00 (usable)
[    0.000000]  BIOS-e820: 000000000009dc00 - 00000000000a0000 (reserved)
[    0.000000]  BIOS-e820: 00000000000f0000 - 0000000000100000 (reserved)
[    0.000000]  BIOS-e820: 0000000000100000 - 000000003fffd000 (usable)

… 略 …

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