umask - ファイル作成時のパーミションを表示・変更 - Linuxコマンド

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

umaskコマンドは、ファイル・ディレクトリ作成時のパーミションを表示・変更するコマンドです。

umaskコマンド

書式

umask [オプション] [モード]

オプション

-p入力できるフォームで、現在のモードを表示します。
-S[rwx]といったシンボリックで現在のモードを表示します。

umaskのモード

作成されるファイルのパーミッションは「0666 - モード」、作成されるディレクトリのパーミションは「0777 - モード」になります。

モードが「0022」の場合
・作成されるファイルのパーミッションは「0644」 → 「0644 = 0666 - 0022」
・作成されるディレクトリのパーミションは「0755」 → 「0755 = 0777 - 0022」

モードが「0066」の場合
・作成されるファイルのパーミッションは「0600」 → 「0600 = 0666 - 0066」
・作成されるディレクトリのパーミションは「0711」 → 「0711 = 0777 - 0066」

※ パーミションについては「chmod」を参考にしてください。

使用例

まずは、オプションなしでコマンドを実行してみましょう。現在のモードが表示されます。

$ umask
0022
$ touch umask0022.txt
$ ls -l
合計 0
-rw-r--r-- 1 karuma karuma 0 10月  5 11:35 2013 umask0022.txt

モードを0044へ変更し、入力できるフォームで、現在のモードを表示します(オプション -p)。

$ umask 0066
$ umask -p
umask 0066
$ touch umask0066.txt
$ ls -l
-rw------- 1 karuma karuma 0 10月  5 11:35 2013 umask0066.txt

シンボリックで現在のモードを表示します(オプション -S)。

$ umask 
0022
$ umask -S
u=rwx,g=rx,o=rx

関連コマンド

chmod, ls, mkdir

ファイル/ディレクトリ の人気記事

  1. Linuxコマンド【 chown 】ファイルの所有者やグループを変更する
  2. Linuxコマンド【 gzip 】ファイルを圧縮・展開する
  3. Linuxコマンド【 zip 】ファイルを圧縮する
  4. ファイルの解凍・圧縮 - Linuxコマンド一覧(.zip .gz .Z .bz2 tar.gz .tgz tar.Z .taz .tar.bz2 .tbz2)
  5. コマンドリファレンス
  6. Linuxコマンド【 tar 】アーカイブを作成・展開する
  7. Linuxコマンド【 rsync 】高速にファイルを同期・転送する(バックアップ)
  8. manコマンドの表示を日本語にする方法
  9. Linuxコマンド【 diff 】2つのファイルの差分を出力する
  10. Linuxコマンド【 ls 】ファイルとディレクトリのリストを表示する

関連記事(一部広告含む)