sum - ファイルのチェックサムとブロック数を表示 - Linuxコマンド
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sumコマンドは、ファイルのチェックサムとブロック数を表示するコマンドです。
sumコマンド
書式
sum [オプション] ファイル
sumコマンドは、指定したファイルの16ビットのチェックサムを計算し、ブロック数とともに表示するコマンドです。チェックサムとは、誤り検出符号のひとつで、送受信データの誤り検出に利用されます(送信したデータと受信したデータが同じかどうかをチェック)。
オプション
-r | BSDのsumアルゴリズムを使って、チェックサムを計算します。1Kブロックを使います。 |
-s | System Vのsumアルゴリズムを使って、チェックサムを計算します。512ブロックを使います。 |
使用例
指定したファイル(tmp.txt)のチェックサムを計算し、ブロック数とともに表示します。
$ sum tmp.txt 32909 13
ファイルを編集するとチェックサムの値が変化します。
$ vi tmp.txt $ sum tmp.txt 39663 12
System Vのsumアルゴリズムを使って、チェックサムを計算します(オプション -s)。
$ sum -s tmp.txt 60641 25 tmp.txt
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