文字列 - 日本語の取り扱い方法
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ここではC言語での日本語の取り扱い方法をみていきます。
日本語の取り扱い
まずは次のプログラムをみてみましょう。
#include <stdio.h> int main(void) { char mojiretu[9]= "日本語のテストだよ"; printf("%s\n", mojiretu); return 0; }
「日本語のテストだよ」という9文字の文字列を配列変数「mojiretu[9]」に代入していますが……
エラーが表示されコンパイルできません!
これは「漢字」「ひらがな」「カタカタ」といった日本語が「マルチバイト文字」なのが原因です。
マルチバイト文字は「半角英数」の文字列とは異なり配列の多くの場所(要素)を使用するため、格納する場所が足りなくなりエラーが表示されます。
こんなときは次のように配列変数を定義しましょう。
char mojiretu[]= "日本語のテストだよ";
これでOKです。
次のプログラムをコンパイル・実行してみましょう。
#include <stdio.h> int main(void) { char mojiretu[]= "日本語のテストだよ"; printf("%s\n", mojiretu); return 0; }
このプログラムを実行すると
日本語のテストだよ
このように日本語の文字列が出力されます。
次は「キーボードから入力した文字/文字列を配列に代入する方法」をみていきます。