Linuxコマンド【 lspci 】PCIデバイスを表示する
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lspciコマンドは、PCIデバイスを表示するコマンドです。
lspci
書式
lspci [オプション]
システムのPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに接続されているデバイス情報を表示するコマンドです。デフォルトではファイル(/usr/share/pci.ids)をPCI IDデータベースとして使用します。
オプション
-b | カードとPCIバスから見えるIRQとアドレスを表示します。 |
-i ファイル | 指定したファイルをPCI IDデータベースとして使用します。 |
-n | PCIのベンダーとデバイスコードを表示します。 |
-t | バスブリッジデバイスをツリー構造で表示します。 |
-v | デバイスの詳細情報を表示します。 |
-vv | オプション -v より、さらに詳細情報を表示します。 |
使用例
オプションなしで、lspciコマンドを実行します。
$ lspci 00:00.0 Host bridge: Intel Corporation 440FX - 82441FX PMC [Natoma] (rev 02) 00:01.0 ISA bridge: Intel Corporation 82371SB PIIX3 ISA [Natoma/Triton II] 00:01.1 IDE interface: Intel Corporation 82371SB PIIX3 IDE [Natoma/Triton II] 00:01.2 USB controller: Intel Corporation 82371SB PIIX3 USB [Natoma/Triton II] (rev 01) 00:01.3 Bridge: Intel Corporation 82371AB/EB/MB PIIX4 ACPI (rev 03) 00:02.0 VGA compatible controller: Device 1234:1111 00:03.0 Ethernet controller: Red Hat, Inc Virtio network device 00:04.0 SCSI storage controller: Red Hat, Inc Virtio block device 00:05.0 RAM memory: Red Hat, Inc Virtio memory balloon 00:06.0 Ethernet controller: Red Hat, Inc Virtio network device 00:07.0 Ethernet controller: Red Hat, Inc Virtio network device
PCIデバイスの詳細情報を表示します(オプション -v)。詳細情報なので、表示される結果はやたらと長くなります。オプション -vv を用いるとより詳細な(長い)情報が表示され舞うs。
$ lspci -v | more 00:00.0 Host bridge: Intel Corporation 440FX - PMC [Natoma] (rev 02) Subsystem: Red Hat, Inc Qemu virtual machine Flags: fast devsel 00:01.0 ISA bridge: Intel Corporation ISA [Natoma/Triton II] Subsystem: Red Hat, Inc Qemu virtual machine Physical Slot: 1 Flags: bus master, medium devsel, latency 0 … 略 …
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