Linuxコマンド【 column 】入力を表形式に整形する

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

columnコマンドは、入力したテキストを表形式の複数列に整形するコマンドです。

columnコマンド

書式

column [オプション] [ファイル]

オプション

-c カラム数表示の幅を指定します。
-t入力行のカラム数を自動判定し、表を作成します。
-s入力行を列(カラム)に分ける区切り文字をしています。-t オプションと併用します。デフォルトは半角スペース。
-x行を埋める前に列を埋めます。

使用例

指定したテキストファイル(hoge.txt)を表形式に整形します。

$ cat hoge.txt
foo00
foo01
foo02
foo03
foo04
foo05
foo06
foo07
foo08
foo09
foo10

$ column hoge.txt
foo00	foo02	foo04	foo06	foo08	foo10
foo01	foo03	foo05	foo07	foo09

行を埋める前に列を埋めます(オプション -x )。

$ column -x hoge.txt
foo00	foo01	foo02	foo03	foo04	foo05	foo06	foo07	foo08	foo09
foo10

指定したCSVファイル(hoge.csv)を整形します。オプション -t を利用し、オプション -s で区切り文字をカンマ「,」に指定します。

$ cat hoge.csv
bar00,bar01,bar02,bar03,bar04
bar05,bar06,bar07,bar08,bar09

$ column -t -s"," hoge.csv
bar00  bar01  bar02  bar03  bar04
bar05  bar06  bar07  bar08  bar09

関連コマンド

indent

テキスト の人気記事

  1. Linuxコマンド【 cut 】ファイルの各行から一部分を切り出す
  2. Linuxコマンド【 tail 】ファイルの末尾数行を表示する
  3. Linuxコマンド【 iconv 】ファイルの文字コードを変換する
  4. Linuxコマンド【 tr 】文字列を変換・削除する
  5. Linuxコマンド【 head 】ファイルの先頭数行を表示する
  6. Linuxコマンド【 strings 】バイナリファイルの中身を確認する
  7. manコマンドの表示を日本語にする方法
  8. Linuxコマンド【 grep 】パターンにマッチする行を表示する
  9. Linuxコマンド【 nkf 】文字コードを変換する
  10. cmp - ファイルを1バイトずつ比較 - Linuxコマンド

関連記事(一部広告含む)