expand - タブをスペースに変換 - Linuxコマンド

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expandコマンドは、標準入力やファイルから入力されたテキストの中にあるタブをスペースに変換するコマンドです。

expandコマンド

書式

expand [オプション] [ファイル]

スクリプトファイルのインデントを整形(タブ → スペース)する場合、便利なコマンドです。に「スペース → タブ」に変換する場合は「unexpandコマンド」を使います。

オプション

-i行頭のタブのみをスペースに変換します。
-t 数値タブの文字数を指定します。デフォルトは8文字です。

使用例

タブ区切りのテキストファイル(hoge.txt)を使って、expandコマンドの挙動を確認しましょう。

$ cat hoge.txt 
1	2	3	4	5
a	b	c	d	e

タブをスペースに変換します。変換されたスペースは8個です。ちょっと分かりにくいですが、テキストファイルに出力するなどして、確認してみてください。

$ expand hoge.txt
1       2       3       4       5
a       b       c       d       e

タブをスペース3個に置換します(オプション -t)。

$ expand -t 3 hoge.txt
1  2  3  4  5
a  b  c  d  e

関連コマンド

nkf, sort, tr, unexpand

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