文字列を出力する簡単なプログラムの基本(「#include <stdio.h> と printf 関数」)を理解したら、次は「書式」をみていきましょう。
書式(フォーマット)
書式(フォーマット)とは、プログラムの書き方のことです。
書き方といっても大した決まりはなく「int」や「main」といった意味のある単語はつなげて書かず、間に「半角スペース」あるいは「改行」を挟めば、OKです。これだけです。
そのため、次のように記述しても
){ printf ( "Hello, World!\n" ); |
次のように記述してもOKです。
printf ( "Hello, World!\n" ); return 0;} |
実行してみると、
Hello, World!
このように適切な結果が表示されます。
しかし、適切に動いたとしても上のように煩雑なプログラムの書き方では、人の目に優しくありません(見にくいですね)。
このような書き方だと、プログラムが少し複雑になっただけで、バグ(不具合)が混入してしまう恐れがあるので、次のように誰がみてもわかりやすいように書くことを心がけましょう。
printf ( "Hello, World!\n" ); |
次はプログラムを見やすくするためのインデント(字下げ)をみていきます。
C言語の基本構文についてはこちらをご覧ください。
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