WordPressのインストール(CentOS)
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VPS(Virtual Private Server)に構築したCentOSにWordPressをインストールする方法を紹介します。WordPressのインストール記事は少し長くなったので3部構成です。今回は「3. WordPressのインストール」を説明します。
WordPressのインストール:目次
1. Apache、MySQL、PHPのインストール
2. MySQLの設定
3. WordPressのインストール
WordPressのダウンロードと解凍
WordPressをhttp://ja.wordpress.org/releases/からwgetでダウンロードします。
# cd /tmp # wget http://ja.wordpress.org/wordpress-3.5.1-ja.tar.gz
ダウンロードしたファイルを解凍し、Apacheが読み込めるようにします。
# tar zxvf wordpress-3.5.1-ja.tar.gz # cp -r wordpress /var/www/ # chown -R apache.apache /var/www/wordpress
Apacheの設定
# cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org # vi /etc/httpd/conf/httpd.conf DocumentRoot "/var/www/wordpress" ← DocumentRootをWordPressのディレクトリに変更 <Directory "/var/www/wordpress"> ← DocumentRootと同じディレクトリに変更 AllowOverride All ← .htaccessによるディレクティブの上書きを許可
diffコマンドで比較
適切に編集できているかを確認するためにdiffコマンドで比較します。
# diff /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org 292c292 < DocumentRoot "/var/www/wordpress" --- > DocumentRoot "/var/www/html" 317c317 < <Directory "/var/www/wordpress"> --- > <Directory "/var/www/html"> 338c338 < AllowOverride All --- > AllowOverride None
Apacheの設定を反映します。
# /etc/init.d/httpd restart httpd を停止中: [ OK ] httpd を起動中: [ OK ]
WordPressのインストール
VPSにWebブラウザでアクセスすると、以下のような初期画面が表示されます。「設定ファイルを作成する」をクリックすると/var/www/wordpress/ディレクトリに設定ファイル(wp-config.php)が自動生成されます。
設定ファイル(wp-config.php)の必要項目をウィザードに従い設定していきます。「さぁ、始めましょう!」をクリックして下さい。
「2. MySQLの設定」で設定したWordPress用MySQLのデータベース名(wp)、ユーザー名(wp)、パスワードを入力します。
サイトのタイトル、ユーザー名(WordPress編集時に利用)、パスワード、メールアドレスを入力し、「WordPressをインストール」をクリックします。
VPSにWebブラウザでアクセスし、WordPressが正常に動作してるかどうかを確認しましょう。以下のようなページが表示されていれば正常に動作しています。
以上で、「3. WordPressのインストール」は終了です。
» 2. MySQLの設定