パスワード認証によるSSH接続 - Tera Termの使い方

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

Windows対応のSSHクライアントTera Termを利用した、パスワード認証によるSSH接続について解説します。

パスワード認証によるSSH接続

以下のSSHサーバーにパスワード認証でSSH接続します。

SSHサーバー情報

・IPアドレス:aaa.bbb.ccc.ddd
・SSHのポート番号:22
・ユーザー:root
・パスワード認証

Tera Term

tera-term-1
Tera Termを起動します。

tera-term-7
「ホスト(T):」にSSHサーバーのIPアドレスを入力し、「TCPポート#℗:」が22になっていることを確認し、「OK」をクリックします。

・サービス
「Telnet」、「SSH」と「その他」が選択できます。ここでは「SSH」を選択します。

・SSHバージョン
「SSH1」と「SSH2」が選択できます。特に理由がなければ、より安全な「SSH2」を利用しましょう。

・プロトコル
「UNSPEC」、「IPv4」と「IPv6」が選択できます。「UNSPEC」を選択しておけばOKです(「IPv6」→「IPv4」の順に接続を試みます)。

tera-term-4
Tera Termの「セキュリティ警告」です。ログインしたことのないSSHサーバーにアクセスすると表示される警告です。

サーバー側のホスト鍵指紋(finger print)が表示されており、「このホストをknown hostsリストに追加する」にチェックを入れて「続行」をクリックすると鍵指紋がキャッシュとして保存されるので、同じサーバーにログインする際にこの警告は表示されません。 一度しか利用しないサーバーであれば、鍵指紋を保存する必要がないので、チェックをはずし、サーバーへアクセスします。

» SSHサーバーの公開鍵の指紋(finger print)

tera-term-5
SSHの認証画面です。ユーザ名に「root」、パスフレーズにrootの「パスワード」を入力し、Enterキーを押します。

SSHの認証方法は以下の4つから選択できます。今回は「パスワード認証によるSSH接続」なので、「プレインテキストを使う」を選択します。その他の解説は別の機会に。
・プレインテキストを使う
・RSA/DSA鍵を使う
・チャレンジレスポンス認証を使う(キーボードインタラクティブ)
・Pageantを使う

tera-term-6
作業が終わったら「exit」を入力し、Enterキーを押します。Tera Termも同時に終了します。
「Cntl + d」(Controlキーを押しながら、dキー)でも、同じようにTera Termが終了します。

SSH の人気記事

  1. sudoユーザーを追加する方法
  2. 公開鍵認証によるSSH接続 - Tera Termの使い方
  3. Tera Termマクロ - パスワード認証のSSH自動ログイン
  4. rootでのSSHログインを禁止 - SSHサーバーの設定
  5. パスワード認証によるSSH接続 - PuTTYの使い方
  6. Tera Termのインストール - Tera Termの使い方
  7. パスワード認証によるSSH接続 - Tera Termの使い方
  8. SSHサーバーの公開鍵の指紋(finger print)
  9. SSHのポート番号を変更 - SSHサーバーの設定
  10. Tera Termマクロ - 公開鍵認証のSSH自動ログイン

関連記事(一部広告含む)