manコマンドの表示を日本語にする方法
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manコマンドで表示されるマニュアルページを日本語にする方法を紹介します。
環境変数LANGの確認
まず、使用しているシェルが利用している言語を確認しましょう。「echoコマンド」で環境変数LANGを表示します。
# echo $LANG en_US.UTF-8
この例では「en_US.UTF-8」という英語のロケールに設定されているので、「exportコマンド」を使って環境変数LANGを日本語に変更します。
環境変数LANGの変更
環境変数LANGを「ja_JP.utf8」に変更します。
# export LANG=ja_JP.utf8
環境変数LANGが日本語に変更されているかどうかを確認します。
# echo $LANG ja_JP.utf8
適切に変更されていることを確認したら、日本語のマニュアルページをインストールします。
# apt-get install manpages-ja
manコマンドを実行し、日本語のマニュアルページが表示されるかどうかを確認しましょう。
LS(1) ユーザーコマンド LS(1) 名前 ls - ディレクトリの内容をリスト表示する 書式 ls [オプション]... [ファイル]... … 略 …
日本語のマニュアルページが表示されない場合は以下の環境変数も日本語に設定すれば、OKです。
# export LANGUAGE=ja_JP.utf8 # export LC_ALL=ja_JP.utf8