Linuxコマンド【 at 】指定した時刻にコマンドを実行する

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

atコマンドは、指定した時刻にジョブを実行するコマンドです。

atコマンド

書式

at [オプション] 時刻

標準入力や指定したファイルから読み込んだコマンドを指定した時刻に(後で)実行します。時刻の指定はHH:MM(例えば、18:24)で行います。

オプション

-dジョブを削除します。atrmコマンドと同じ働きをします。
-f ファイル実行するジョブをファイルから読み込みます。
-mジョブ完了時にユーザーにメールを送信します。
-l実行待ちのジョブ一覧を表示します。atqコマンドを同じ働きをします。

使用例

時刻を指定して(ここでは、11:55)、atコマンドを実行します。実行するとプロンプト「at>」が表示されるので、実行するコマンドを入力し、「Ctrl + D」で終了します。

$ at 11:55
warning: commands will be executed using /bin/sh
at> ls > /tmp/ls.txt
at>  ← Ctrl + D
job 3 at Fri Dec  6 11:55:00 2013

指定した時刻になったらコマンドが適切に実行されているかを確認しましょう。

実行待ちのコマンドを確認します(オプション -l)。

$ at -l
4	Sat Dec  7 11:55:00 2013 a karuma

「at -l」で確認したジョブ番号を指定し、実行待ちのコマンドを削除します(オプション -d)。

$ at -d 4

関連コマンド

clockdiff, date, ntpdate

プロセス の人気記事

  1. Linuxコマンド【 sleep 】指定した時間だけ処理を遅延する
  2. Linuxコマンド【 ps 】現在実行されているプロセスを表示する
  3. Linuxコマンド【 jobs 】アクティブなジョブをリスト表示する
  4. manコマンドの表示を日本語にする方法
  5. Linuxコマンド【 pgrep 】プロセス名や属性を指定してプロセスIDを表示する
  6. Linuxコマンド【 chkconfig 】サービスの自動起動を設定する
  7. Linuxコマンド【 crontab 】cronを設定する
  8. Linuxコマンド【 pstree 】プロセスをツリー表示する
  9. Linuxコマンド【 top 】システムの状況と稼働中のプロセスをリアルタイム表示する

関連記事(一部広告含む)