Debian - ロケール(日本語)環境の設定

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Debian GNU/Linux のロケールを日本語環境に設定する方法を紹介します。

まずは、「echoコマンド」で設定されている言語を確認しましょう。

# echo $LANG
en_US.UTF-8

あるいは、「localeコマンド」でロケールを確認します。

# locale
LANG=en_US.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CENGINE="en_US.UTF-8"
LC_NUMERIC="en_US.UTF-8"
LC_TIME="en_US.UTF-8"
LC_COLLATE="en_US.UTF-8"
LC_MONETARY="en_US.UTF-8"
LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"
LC_PAPER="en_US.UTF-8"
LC_NAME="en_US.UTF-8"
LC_ADDRESS="en_US.UTF-8"
LC_TELEPHONE="en_US.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="en_US.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="en_US.UTF-8"
LC_ALL=

ロケール「en_US.UTF-8」に設定されていることがわかります。

ここではロケール「en_US.UTF-8」を日本語のUTF-8「ja_JP.UTF-8」に変更する方法をみていきます。

ロケール(日本語)環境の設定

dpkg-reconfigureコマンドで、ロケールを設定します。

# dpkg-reconfigure locales

debian-locales-01
コマンドを実行すると「Configuring locales」画面が表示されるので、ロケール「en_US.UTF-8 UTF-8」を探し、スペースキーで「*」を取り除きます。

debian-locales-02
次に「ja_JP.UTF-8 UTF-8」を探し、スペースキーで選択し(「*」印を付け)、Enterキーを押します。

debian-locales-03
「ja_JP.UTF-8」を選択し、Enterキーを押します。

これで設定完了です。SSH経由でサーバーへ接続している場合は一旦、サーバーから抜けましょう。

# exit

再度、サーバーへSSH接続し、echo で環境変数 $LANG を表示してみましょう。

# echo $LANG
ja_JP.UTF-8
# locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CENGINE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=

このようにロケールが「ja_JP.UTF-8」に変更されていれば、設定完了です。

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