プログラムの書式を理解したら、次は「インデント」をみていきましょう。
インデント
インデントとは、プログラムを見やすくするための字下げのことです。
この例では「printf 関数」の行だけ右にずらしていますね。これをインデント(字下げ)といいます。この作業をするだけでプログラムは格段に見やすくなるので、必ずインデントは入れましょう。
「インデントなし」と「インデントあり」のプログラムを比較してみましょう。
インデントなしのプログラム。
printf ( "Hello, World\n" ); |
インデントありのプログラム。
printf ( "Hello, World\n" ); |
「インデントなし」よりも「インデントあり」のプログラムの方が格段に見やすいですね。
少し長めのプログラムをみてみましょう。
このように main 関数、繰り返しを行う for文の処理がわかりやすくなりますね。プログラムが複雑になればなるほど、インデントが大切になってきます。
通例、インデントには「タブ」が使用されますが、「半角スペース」でも構いません。お好みで選択しましょう。
また、大体のテキストエディターには自動的にインデントする機能がついているので、確認しておきましょう。
次はプログラムのバグ混入を防ぐためのコメント(メモ書き)をみていきます。
C言語の基本構文についてはこちらをご覧ください。
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