#include <stdio.h> と printf 関数 - プログラムの基本
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int main(void) を何となく理解したら次はいよいよ「Hello, World!」という文字列を出力してみましょう。
文字列を出力する場合、以下のサンプルプログラムのように「#include <stdio.h>」 と 「printf 関数」が必要です。
#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello, World!\n"); return 0; }
実行結果はこのようになります。
Hello, World!
まずは「#include <stdio.h>」からみていきます。
#include <stdio.h>
プログラムの冒頭にある「#include」は、プログラムに必要なヘッダーファイルを読み込む(組み込む)ときに使います。
#include <ヘッダーファイル>
このように読み込むヘッダーファイルは、左は不等号「<」、右は「>」でくくります。
※ ヘッダーファイルにはプログラムに必要な関数が宣言されているので、main 関数の前に記述しましょう。
ここで読み込んでいる「stdio.h」は 標準の入力/出力(Standard Input/Output)を扱うヘッダーファイルです。ここでは「Hello, World!」という文字列の出力するプログラムなので、このヘッダーファイルを読み込んでいます。
その他にも数学関数を扱う「math.h」、数値を変換する「stdlib.h」……などC言語には、さまざまなヘッダーファイルが用意されています(ヘッダーファイルの詳細は使うときに解説)。
次は文字列を出力する「printf("Hello, World\n");」をみてみましょう。
printf 関数
文字列の出力には printf 関数を使います。
printf("文字列");
このように出力したい文字列をダブルクォーテーション「"」でくくって、printf 関数の引数として渡します。
※ printf関数は ヘッダーファイル stdio.h を読み込んでないと利用できないので、注意が必要です。
次はプログラムの書き方(書式)をみていきます。