Linux編集エディタの変更 - 環境変数EDITORの設定

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環境変数EDITORを設定して、Linux編集エディタを変更する方法を紹介します。

Linuxで「lessコマンド」実行時に、vキーを押したときや「crontabコマンド」をオプション -eで実行した場合には、「viエディタ」が起動します。viのキーボードショートカットに慣れていないと編集を誤ってしまう可能性があり、大変危険なので、viエディタから他のエディタへ変更する方法を紹介します。

環境変数EDITORの設定

LinuxにはEDITORという環境変数が用意されており、この変数を設定するだけで簡単に変更できます。~/.bashrc ファイルに以下のコードを追記すれば、OKです。

Emacsの場合。左手の小指をCtrlキーに置いておかないと気が済まない方のために。

export EDITOR=emacs

nanoの場合。viやEmacsと違って、使える機能は少ないですが、コンソールで使ったり、viエディタのキーボードショートカットをど忘れした時に便利なエディタです。

export EDITOR=nano

vimの場合。

export EDITOR=vim

設定を反映するために、以下のコマンドを実行します。

$ source ~/.bashrc

あるいは、Linuxから一旦ログアウトし、ログインし直すと設定が反映されます。

一時的に環境変数EDITORを変更したい場合は、以下のコマンドを実行すればOKです(nanoの場合)。一時的な対処なので、ログインし直すと元の設定に戻っています。

$ export EDITOR=nano

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