ここでは PHP スクリプトで、クッキーを使用する方法を紹介します。
クッキーとは
クッキーとは、Webサーバーがブラウザーに保存できるデータのことで、このデータには名前・値・有効期限……などを保存することができます。
クッキーに利用者を識別するためにIDや値を保存しておくと、有効期限内であればブラウザーを閉じたあとでもクッキーが保存されているので、以前訪れたページの設定をそのまま利用する……といったようにユーザーの利便性を高めることができます。
また、サーバーからクッキーを読み込んだり、編集したりすることができるので、ユーザーのサイト訪問毎にデータを変更、有効期限の伸ばすといったこともできます。
Chrome の拡張機能「EditThisCookie」を使うと、実際にブラウザーに保存されているクッキーを表示・編集することができるので、こちらも合わせてご覧ください。
クッキーの使い方
まずは、関数 setcookie を使って、クッキーを実際に設定してみましょう。
設定したクッキーを取得する場合は、変数「$_COOKIE」を使います。
設定したクッキーの有効期限を変更・削除してみましょう。
セッションにもクッキーが使われています。
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