定義済み変数の一覧表
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PHPにはあらかじめ定義されている変数がたくさん用意されています。
それらの変数にはPHPを実行するOS環境の情報やパラメータ情報が格納されており、スクリプト作成時に便利です(Webサービスを運用時など)。一通り目を通しておきましょう。
それでは定義済み変数の一覧表とその使い方をサンプルスクリプトとともに紹介していきます。
定義済み変数の一覧表
変数 | 概要 |
---|---|
$GLOBALS | 使用可能な変数の配列 |
$_SERVER | サーバーの環境情報の配列 |
$_GET | HTTPのGETメソッドで送信されたパラメータの配列 |
$_POST | HTTPのPOSTメソッドで送信されたパラメータの配列 |
$_COOKIE | ブラウザーから送信されたクッキー情報 |
$_FILES | HTTPのPOSTメソッドのファイル情報の配列 |
$_REQUEST | $_GET、$_POST、$_COOKIEをまとめた配列 |
$_SESSION | セッション情報の配列 |
$_ENV | 環境変数の配列 |
$php_errormsg | PHPのエラーメッセージ |
$HTTP_RAW_POST_DATA | HTTPのPOSTメソッドで送信されたデータ |
$http_response_header | HTTPの応答ヘッダーの配列 |
$argc | 引数の数 |
$argv | 引数の配列 |
スーバーグローバル変数一覧
$GLOBALS | $_SERVER |
$_GET | $_POST |
$_COOKIE | $_FILES |
$_REQUEST | $_SESSION |
$_ENV |
サンプルスクリプト
ここでは変数「$_SERVER」をみてみましょう。
<?php var_dump($_SERVER); ?>
Linux環境での実行結果です。変数「$_SERVER」には、サーバーに関するパスやユーザーなどの情報が格納されています。
array(21) { ["SHELL"]=> string(9) "/bin/bash" ["TERM"]=> string(14) "xterm-256color" ["USER"]=> string(6) "karuma" … 中略 … ["DOCUMENT_ROOT"]=> string(0) "" ["REQUEST_TIME_FLOAT"]=> float(1403856122.7154) ["REQUEST_TIME"]=> int(1403856122) ["argv"]=> array(1) { [0]=> string(24) "predefined-variables.php" } ["argc"]=> int(1) }
これで変数の解説は完了です。
次は「定数の基本構文」をみてみましょう。「変数の基本構文」と比較しながら読むといいかもしれません。