Ubuntu 10.04LTS から 12.04LTS へのアップグレード

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Ubuntu 10.04LTS から 12.04LTSへのアップグレードしてみたので、その手順を紹介します。

ちなみにLTSとは、長期サポート(Long Term Support)のことで、デスクトップ版で3年、サーバー版で5年のサポート(セキュリティアップデートの提供)をしてくれます。

Ubuntu 10.04LTS から 12.04LTSへのアップグレード

アップグレード前のバージョンは、10.04LTSです。

# lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:	Ubuntu
Description:	Ubuntu 10.04.3 LTS
Release:	10.04
Codename:	lucid

10.04LTS から 12.04LTS へ一気に(LTS以外のバージョンを飛ばす)アップグレードをするための設定がされているかを確認しましょう。

# cat /etc/update-manager/release-upgrades
… 中略 …
Prompt=lts

do-release-upgradeコマンドを利用して、12.04LTSへアップグレードします。

# do-release-upgrade

アップグレードの途中で、GRUB(マスターブートレコード)のインストールするポイントがあります。下記画像のように必ずNoを選択し、GRUBをインストールしましょう。
ubuntu-10-04-12-04lts-upgrade

アップグレードには10分くらいかかり、再起動すると無事に12.04LTSへアップグレードされました。

# lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:	Ubuntu
Description:	Ubuntu 12.04.2 LTS
Release:	12.04
Codename:	precise

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