エスケープシーケンス - 特殊文字
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C言語で利用できるエスケープシーケンス(特殊文字)を紹介します。
エスケープシーケンス - 特殊文字
バックスラッシュ「\」(あるいは円記号「¥」)とそれに続く1文字のアルファベットや記号で表す「文字」のことをエスケープシーケンス(特殊文字)といいます。
C言語では、改行やタブなどを表現するのに使います。
エスケープシーケンス
エスケープシーケンスのリストです。
| 特殊文字 | 概要 |
|---|---|
| \a | 警告音 |
| \b | バックスペース(カーソルを1文字左へ) |
| \f | フォームフィールド(次ページの先頭に) |
| \n | 改行 |
| \r | 行頭 |
| \t | タブ |
| \\ | バックスラッシュ「\」、あるいは円記号「¥」を表示 |
| \' | シングルクォーテーション「'」を表示 |
| \" | ダブルクォーテーション「"」を表示 |
| \? | クエスチョンマーク「?」を表示 |
| \0 | Null(ヌル) |
下記のサンプルプログラムで、実際に使ってみましょう!
サンプルプログラム
それではエスケープシーケンスを使った、サンプルプログラムをみていきます。
#include<stdio.h>
int main(void) {
// 改行
printf("こんにちは!\n");
printf("今日も天気がいいですね。\n\n");
// タブ
printf("\tHello\n");
// 効果音
printf("\aWorld!\n");
// 記号いろいろ
printf("\\\'\"\?");
return 0;
}
実行結果です。
こんにちは! 今日も天気がいいですね。 Hello World! \'"?
改行やタブに加えて、いろいろな記号を表示してみました。また、プログラムを実行すると効果音が鳴るようにもなっています。
次は「配列」をみていきます。