else if文 - 複数の条件式 - 条件分岐
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ここではC言語で複数の条件式を分岐する else if文を紹介します。
else if文
else if文は複数の条件式を使って、条件分岐させたい場合に利用します。
if(条件式①) 条件式①が真のときの処理; else if(条件式②) 条件式②が真のときの処理; else 条件式①と②が偽のときの処理;
「条件式①」が真の場合には「条件式①が真のときの処理」、「条件式②」が真の場合には「条件式②が真のときの処理」、「条件式①と②」が偽の場合は「条件式①と②が偽のときの処理」を実行します。
処理が複数行ある場合は以下のように「if」「else」「else if」ともに「処理」を波括弧「{」と「}」の間に記述します。
if(条件式①) { 条件式①が真のときの処理1; 条件式①が真のときの処理2; … } else if(条件式②) { 条件式②が真のときの処理1; 条件式②が真のときの処理2; … } else { 条件式①も②も偽のときの処理1; 条件式①も②も偽のときの処理2; … }
処理がひとつの場合でも以下のように「処理」を波括弧「{」と「}」の間に記述しても、OKです。
if(条件式①) { 条件式①が真のときの処理; } else if(条件式②) { 条件式②が真のときの処理; } else { 条件式①も②も偽のときの処理; }
それでは実際に else if文を使ってみましょう。
サンプルプログラム
入力した数値によって、条件分岐するプログラムです。
#include <stdio.h> int main(void) { /* 変数の宣言 */ int a; /* 数値の入力 */ printf("数値を入力してください = "); scanf("%d", &a); /* 条件分岐 */ if ( a > 10 ) printf("入力した数値は 5 より大きいです。\n"); else if ( a > 5 ) printf("入力した数値は 5 より大きいです。\n"); else printf("入力した数値は 5 以下です。\n"); return 0; }
いくつかの実行結果です。
数値を入力してください = 11 入力した数値は 5 より大きいです。
数値を入力してください = 7 入力した数値は 5 より大きいです。
数値を入力してください = -8 入力した数値は 5 以下です。
入力した数値によって、複数の条件式で分岐されていることがわかります。
次は複数の条件を組み合わせる演算子である「論理演算子 - 条件分岐」をみていきます。