C言語で、数値の桁を揃える方法を紹介します。
数値の桁揃え - 整数
それでは数値(整数)の桁数を合わせる方法をみていきます。
まずは何もしていない普通の数値表示をみてみましょう。
実行結果です。
1
12
123
1234
このように数値が左寄せになります。
次は数値の桁数を合わせるために「最小フィールド幅」を指定します。
実行結果です。
1
12
123
1234
ここでは変数変換子を「%4d」と指定したので、最小フィールド幅が「4」です。桁数が足りない場合は空白(半角スペース)で埋められます。
最小フィールド幅といった printf 関数の変換指定子の詳細はこちらを参考にしてください。
次は桁数を合わせに「0」埋めを指定します。
実行結果です。
0001
0012
0123
1234
変数変換子を「%04d」と指定したので、桁数が足りない場合はゼロ「0」で埋められます。
数値の桁揃え - 実数
次は数値(実数)の桁数を合わせる方法をみていきます。
まずは普通に実数を表示してみましょう。
実行結果です。
1.234560
12.235600
123.456000
1234.560000
このように左揃えで表示されます。
次は「最小フィールド幅.精度」を指定します。
printf ( "%8.3f\n" , 1.23456); |
printf ( "%8.3f\n" , 12.2356); |
printf ( "%8.3f\n" , 123.456); |
printf ( "%8.3f\n" , 1234.56); |
実行結果です。
1.235
12.236
123.456
1234.560
ここでは変数変換子を「%8.3f」と指定したので、最小フィールド幅「8」、精度(小数点以下の桁数)「3」です。桁数が足りない場合は空白(半角スペース)で埋められます。
次は桁数を合わせに「0」埋めを指定します。
printf ( "%08.3f\n" , 1.23456); |
printf ( "%08.3f\n" , 12.2356); |
printf ( "%08.3f\n" , 123.456); |
printf ( "%08.3f\n" , 1234.56); |
実行結果です。
0001.235
0012.236
0123.456
1234.560
変数変換子を「%08.3f」と指定したので、桁数が足りない場合はゼロ「0」で埋められます。
その他のC言語の基本構文はこちらをご覧ください。
基本構文 の人気記事
- printf関数の変換指定子
- 浮動小数点数型(float型 double型)の最大値と最小値 - float.h
- while文 - 繰り返し処理
- ファイル入出力 - ファイルポインタとオープンモード
- 配列の要素を出力(表示)する
- 簡単な入出力プログラミング
- コンパイルと実行
- break文 - ループから抜ける
- int main(void) - プログラムの基本
- continue文 - ループをスキップ