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コメント - プログラムの基本

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インデント(字下げ)の次は「コメント」をみていきます。

コメント

コメントとは、プログラムのコンパイル時に削除される部分のことで、プログラムを見やすくするため(バグ混入を防ぐため)にプログラマーが記述するメモ書きのことです。

コメントには「複数行のコメント」と「1行のコメント」があるので、それぞれみていきましょう。

複数行のコメント

複数行のコメントは、「/*」からはじまり「*/」で閉じます。

/* 
コメ
ント
だよ。だよ。
*/
/* コメント */

このように、この記法では複数行にまたがったコメント(1行も可)に使うことができます。

1行のコメント

1行のコメントは「//」と記述します。その行はコメントとして判断されます。

// コメントだよ。
// printf("テストテスト");

このように「//」の行はコメントとして判断され、コンパイル時に削除されます。

「Hello, World!」という文字列を出力するプログラムにコメントを追加してみました。

/* ===== ===== ===== ===== ===== =====                                          
   サンプルプログラム: Hello, World!                                            
===== ===== ===== ===== ===== ===== */

#include <stdio.h>
int main(void){

  // 文字列を出力                                                               
  printf("Hello, World\n");

  // 戻り値 0                                                           
  return 0;
}

このようにインデントと共にコメントがあると、人の目に優しい(人が理解しやすい)プログラムになります。

実行結果です。

Hello, World

コメントはコンパイルするときに削除されるので、実行結果は変わりません。何を書いてもOKです。

これで「プログラムの基本」は終了です。次は変数の宣言と概要をみていきます。

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