今日の人気記事

  1. コンパイルと実行
  2. switch文 - 数値による場合分け
  3. 配列に格納した数値を昇順ソートする
  4. 条件演算子(3項演算子)「? :」

コメント - プログラムの基本

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

インデント(字下げ)の次は「コメント」をみていきます。

コメント

コメントとは、プログラムのコンパイル時に削除される部分のことで、プログラムを見やすくするため(バグ混入を防ぐため)にプログラマーが記述するメモ書きのことです。

コメントには「複数行のコメント」と「1行のコメント」があるので、それぞれみていきましょう。

複数行のコメント

複数行のコメントは、「/*」からはじまり「*/」で閉じます。

/* 
コメ
ント
だよ。だよ。
*/
/* コメント */

このように、この記法では複数行にまたがったコメント(1行も可)に使うことができます。

1行のコメント

1行のコメントは「//」と記述します。その行はコメントとして判断されます。

// コメントだよ。
// printf("テストテスト");

このように「//」の行はコメントとして判断され、コンパイル時に削除されます。

「Hello, World!」という文字列を出力するプログラムにコメントを追加してみました。

/* ===== ===== ===== ===== ===== =====                                          
   サンプルプログラム: Hello, World!                                            
===== ===== ===== ===== ===== ===== */

#include <stdio.h>
int main(void){

  // 文字列を出力                                                               
  printf("Hello, World\n");

  // 戻り値 0                                                           
  return 0;
}

このようにインデントと共にコメントがあると、人の目に優しい(人が理解しやすい)プログラムになります。

実行結果です。

Hello, World

コメントはコンパイルするときに削除されるので、実行結果は変わりません。何を書いてもOKです。

これで「プログラムの基本」は終了です。次は変数の宣言と概要をみていきます。

基本構文 の人気記事

  1. printf関数の変換指定子
  2. 条件演算子(3項演算子)「? :」
  3. 配列の要素を出力(表示)する
  4. while文 - 繰り返し処理
  5. continue文 - ループをスキップ
  6. 関数を呼び出す方法 - 引数なし&戻り値なし
  7. else if文 - 複数の条件式 - 条件分岐
  8. 変数名の付け方 - 命名規則
  9. (前置・後置)インクリメント演算子, ++
  10. int main(void) - プログラムの基本

関連記事(一部広告含む)