繰り返し処理のループから抜ける break文を紹介します。
break文
break文は、for文やwhile文などの繰り返し処理のループ抜ける場合に使用する構文です。
for文やwhile文の「条件式」が真(true)であっても、break文を使用すればループから抜けることができます。
繰り返し処理のループをスキップするcontinue文も合わせてご覧ください。
それでは break文を実際に使ってみましょう。
サンプルプログラム
for文のループから抜けるサンプルプログラムです。
printf ( "Hello! %d\n" , i); |
実行結果です。
Hello! 0
Hello! 1
Hello! 2
Hello! 3
Hello! 4
Hello! 5
for文の条件式(i<10)なので、変数「i」が「10」より小さければ真なので、処理が繰り返されます。
しかし、変数「i」が「5」のときにbreak文を使用しているので、そこでループを抜けるようになっています。
次はfor文やwhile文などの繰り返し処理のループをスキップする場合に使用する構文「continue文」をみていきます。
C言語入門
その他のC言語の基本構文についてはこちらをご覧ください。
C言語 - サンプルプログラム
サンプルプログラムも合わせてご覧ください。
基本構文 の人気記事
- printf関数の変換指定子
- 条件演算子(3項演算子)「? :」
- コンパイルと実行
- 変数に値を代入 - 代入文
- while文 - 繰り返し処理
- continue文 - ループをスキップ
- 数学関数と数学定数 - math.h
- ファイル入出力 - ファイルポインタとオープンモード
- コンパイルと実行 - GNU Compiler Collection(gcc) - Mac環境
- 配列の要素を出力(表示)する