Linuxコマンド【 sleep 】指定した時間だけ処理を遅延する
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sleepコマンドは、指定した時間だけ処理を遅延(シェルを停止)するコマンドです。
sleepコマンド
書式
sleep 数値 sleep [オプション]
数値のみを指定すると指定した数値秒間だけ処理を遅延します。
オプション
s | 処理を遅延する秒を指定します。 |
m | 処理を遅延する分を指定します。 |
h | 処理を遅延する時間を指定します。 |
d | 処理を遅延する日数を指定します。 |
使用例
指定した数値秒(ここでは、3秒)だけ処理を遅延します。
$ sleep 3
↓ 3秒経過するとプロンプトが表示されます。
$
指定した秒数の後、コマンドを実行します。
$ sleep 10;emacs
↓ 10秒経過するとemacsが起動します。
オプションを使って、遅延する時間を決めます。
10秒遅延(オプション s)
$ sleep 10s
1分遅延(オプション m)
$ sleep 1m
2時間遅延(オプション h)
$ sleep 2h