セミコロンを使って、複数のLinuxコマンドを続けて実行

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

セミコロンを使って、複数のLinuxコマンドを続けて実行する方法を紹介します。

複数のLinuxコマンドを続けて実行

複数のコマンドを続けて実行する場合は、以下のようにコマンドをセミコロン「;」で区切ります。

$ コマンド1 ; コマンド2 ← コマンド1を実行した後、コマンド2を実行します。

2つ以上のコマンドを続けて実行する場合は、さらにセミコロン「;」で区切って、コマンドを入力します。

$ コマンド1 ; コマンド2 ; コマンド3 ; コマンド4

それでは実際にコマンドを続けて実行してみましょう。

使用例

dateコマンド」と「sleepコマンド」を続けて実行してみましょう。

$ date ; sleep 2m ; date 
2014年  5月 18日 日曜日 10:30:45 JST
2014年  5月 18日 日曜日 10:32:45 JST

2分停止した後に「dateコマンド」を実行しているので、ちょうど2分時間が経過していますね。

次はもう少し実用的なコマンド例です。「apt-getコマンド」でDebian系のディストリビューションをアップデートします。

$ apt-get update ; apt-get upgrade

gccコマンド」でC言語のプログラムをコンパイルした後、実行します。

$ gcc hello.c ; ./a.out
Hello, World

セミコロン「;」を使うとコマンドライン操作が便利になるので、積極的に使っていきましょう。

基本操作 の人気記事

  1. コマンドの実行結果・標準出力をファイルに保存
  2. コマンドで システムをシャットダウン(システムの終了)
  3. セミコロンを使って、複数のLinuxコマンドを続けて実行
  4. コマンドラインの操作(カーソル移動・文字削除・補完)
  5. コマンドでのディレクトリ操作(作成・削除)

関連記事(一部広告含む)