Linuxコマンド【 grep 】パターンにマッチする行を表示する

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

grepコマンドは、指定したパターンにマッチする行を表示するコマンドです。

grepコマンド

書式

grep [オプション] [パターン] [ファイル]

オプション

-A 行数パターンにマッチした行に続く行を指定した行数だけ表示します。
-B 行数パターンにマッチした行の前の行を指定した行数だけ表示します。
-C 行数パターンにマッチした行の前後の行を指定した行数だけ表示します。
-cパターンにマッチした行の番号のみを表示します。
-e パターンパターンを指定します。ハイフン「-」からはじまるパターンも利用できます。
-f ファイルファイルからパターンを読み込みます。
-iアルファベットの大文字 / 小文字を区別しません。
-n出力に1からはじまる行番号を表示します。
-oパターンにマッチした部分のみを表示します。
-qquietモードです。実行結果を標準出力に表示しません。
-vマッチしない行を表示します。

使用例

指定したファイル(file.txt)から、パターン(foo)を検索します。

$ grep foo file.txt
foo

指定したパターン(foo)にマッチした行の前後の行を指定した行数だけ表示します(オプション -C)

$ grep -C 2 foo file.txt
hoge
tmp
foo
bar
test

psコマンドの結果をパイプ(|)を使って、パターン(nginx)を検索します。psをgrepした結果からgrep自身を除外する方法も参照してみてください。

# ps axf | grep nginx
 1504 ?        Ss     0:00 nginx: master process /usr/sbin/nginx -c /etc/nginx/nginx.conf
 1505 ?        S    224:06  \_ nginx: worker process                   
 1506 ?        S      0:42  \_ nginx: cache manager process            
24067 ?        S      0:00  \_ nginx: master process /usr/sbin/nginx -c /etc/nginx/nginx.conf
24068 ?        S    152:21      \_ nginx: worker process                   
24069 ?        S      0:45      \_ nginx: cache manager process            
 4747 pts/0    S+     0:00                      \_ grep nginx

関連コマンド

basename

テキスト の人気記事

  1. Linuxコマンド【 cut 】ファイルの各行から一部分を切り出す
  2. Linuxコマンド【 tail 】ファイルの末尾数行を表示する
  3. Linuxコマンド【 iconv 】ファイルの文字コードを変換する
  4. Linuxコマンド【 tr 】文字列を変換・削除する
  5. Linuxコマンド【 head 】ファイルの先頭数行を表示する
  6. Linuxコマンド【 strings 】バイナリファイルの中身を確認する
  7. manコマンドの表示を日本語にする方法
  8. Linuxコマンド【 grep 】パターンにマッチする行を表示する
  9. Linuxコマンド【 nkf 】文字コードを変換する
  10. cmp - ファイルを1バイトずつ比較 - Linuxコマンド

関連記事(一部広告含む)