Linuxコマンド【 cat 】ファイル内容を標準出力に表示する
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catコマンドは、ファイルの内容を標準出力に表示するコマンドです。
catコマンド
書式
cat [オプション] ファイル名
ファイル名を複数指定するとファイル内容をつなげて標準出力に表示します。
「lessコマンド」「moreコマンド」も合わせてご覧ください。
オプション
-A | すべての制御文字を表示します。 |
-b | 空行には行番号を表示しない。 |
-E | 行末に「$」を表示します。 |
-n | 行番号を表示します。 |
使用例
ファイル(hello.c)の内容を標準出力に表示します。
$ cat hello.c #includeint main(void) { printf("Hello, World\n"); }
行番号を付けて表示します(オプション -n)。
$ cat -n hello.c 1 #include2 3 int main(void) { 4 printf("Hello, World\n"); 5 }
空行に行番号は付けません(オプション -n)。
$ cat -b hello.c 1 #include2 int main(void) { 3 printf("Hello, World\n"); 4 }
複数のファイル(file1.txt、file2.txt)をつなげて表示します。
$ cat file1.txt file2.txt
複数のファイル(file1.txt、file2.txt)を連結して、file3.txtに保存します。
$ cat file1.txt file2.txt > file3.txt