比較演算子 - 条件分岐
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if、for、whileの条件式で利用する「比較演算子」を紹介します。
比較演算子
「比較演算子」、「利用例」とその「意味」を以下のテーブルにまとめました。
演算子 | 利用例 | 意味 |
---|---|---|
== | x == y | 左辺と右辺の値が等しい場合 TRUE |
!= | x != y | 左辺と右辺の値が等しくない場合 TRUE |
< | x < y | 左辺の値が右辺の値より小さい場合 TRUE |
> | x > y | 左辺の値が右辺の値より小さい場合 TRUE |
<= | x <= y | 左辺の値が右辺の値より小さい、あるいは等しい場合 TRUE |
>= | x >= y | 左辺の値が右辺の値より小さい、あるいは等しい場合 TRUE |
それでは実際に比較演算子を使ってみましょう。
サンプルプログラム①
入力した数値が等しい場合(==)に分岐するサンプルプログラムです。
#include <stdio.h> int main(void) { /* 変数の宣言 */ int a; /* 数値の入力 */ printf("数値を入力してください = "); scanf("%d", &a); /* 条件分岐 */ if ( a == 5 ) { printf("真(true)だよ。\n"); } else { // 偽のときの処理 printf("偽(true)だよ。\n"); } return 0; }
実行結果です。
数値を入力してください = 5 真(true)だよ。
ここでは「5」と入力したので、「真(true)だよ」と出力されます。
サンプルプログラム②
入力した数値の大きさによって、分岐するサンプルプログラムです。
#include <stdio.h> int main(void) { /* 変数の宣言 */ int a; /* 数値の入力 */ printf("数値を入力してください = "); scanf("%d", &a); /* 条件分岐 */ if ( a > 5 ) { printf("入力した数値は 5 より大きいです。\n"); } else { printf("入力した数値は 5 以下です。\n"); } return 0; }
いくつかの実行結果です。
数値を入力してください = 7 入力した数値は 5 より大きいです。
数値を入力してください = -10 入力した数値は 5 以下です。
このように入力した数値によって、処理が分岐されていることが分かります。
次は複数の条件式を使った「else if文 - 複数の条件式 - 条件分岐」をみていきます。