条件演算子(3項演算子)「? :」
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ここではC言語の条件演算子(3項演算子)を紹介します。
条件演算子(3項演算子)
条件演算子を使うとif-else文のような条件分岐を実現することができます。
条件演算子は「?」記号と「:」記号を使って、次のように記述します。
式1 ? 式2 : 式3
これは
- 式1が真であれば → 式2を実行
- 式1が偽であれば → 式3を実行
という意味になります。
それではサンプルプログラムで、条件演算子を使ってみましょう。
サンプルプログラム
入力した整数が10より大きい/小さいを判定するプログラムです。
#include <stdio.h> int main(void){ int a; /* 整数の入力 */ printf("整数を入力してください = "); scanf("%d", &a); /* 条件演算子 */ a >= 10 ? printf("%d は 10 より大きい\n", a) : printf("%d は 10 より小さい\n", a); return 0; }
実行結果
いくつかの実行結果です。
整数を入力してください = 15 15 は 10 より大きい
整数を入力してください = 2 2 は 10 より小さい
このように入力した整数によって、条件分岐されていることがわかります。
次は繰り返し処理を実行する構文「for文 - 繰り返し処理」をみていきます。