関数の作り方
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「int main(void) - プログラムの基本」でも少し触れましたが、ここでは main関数以外の「関数の作り方」を紹介します。
関数の作り方
関数は、何度も利用するような一連の処理に利用すると便利です。それでは関数を作り方をみていきます。
戻り値の型 関数名(引数) { 処理; ... return 戻り値; }
関数はこのように「戻り値の型」「関数名」「引数」を指定して作成します。
関数に int型の戻り値がある場合は
int 関数名(引数) { 処理; ... return int型の戻り値; }
float型の戻り値がある場合は
float 関数名(引数) { 処理; ... return float型の戻り値; }
と記述します。
戻り値がない場合は
void 関数名(引数) { 処理; ... }
戻り値が内場合は「return」は必要ありません。
関数に引数がない場合は
戻り値の型 関数名(void) { 処理; ... return 戻り値; }
このように引数のところに「void」と記述します。
サンプル①
「Hello, World!」という文字列を出力する関数「hello」のサンプルをみてみましょう。
void hello(void){ printf("Hello, World!\n"); }
戻り値の型は「void」、関数名「hello」、引数「void」です。
「型」「引数」ともにvoidなので、この関数は「戻り値」がなく「引数」を取りません。
サンプル②
次は引数の数値を足し合わせる関数「tasu」のサンプルをみてみましょう。
int tasu(int a, int b){ return a + b; }
戻り値の型は「int」、関数名「tasu」、引数は int型の「a」と「b」、戻り値は「a + b」です。
次は作成した「関数(引数なし&戻り値なし)を呼び出す方法」をみていきます。