繰り返し処理のループをスキップする continue文を紹介します。
break文
continue文は、for文やwhile文などの繰り返し処理のループをスキップする場合に使用する構文です。
continue文を使用すると、for文やwhile文の繰り返し処理の途中であってもそのループをスキップし、ループの先頭(次のループ)から実行します。
繰り返し処理のループから抜けるbreak文も合わせてご覧ください。
それでは continue文を実際に使ってみましょう。
サンプルプログラム
for文のループをスキップするサンプルプログラムです。
printf ( "Hello! %d\n" , i); |
実行結果です。
Hello! 0
Hello! 1
Hello! 2
Hello! 3
Hello! 4
Hello! 6
Hello! 8
Hello! 9
このように変数「i」が「5」と「7」のときにcontinue文を使用しているので、そのループの繰り返し処理がスキップされます。
次はfor文やwhile文などの繰り返し処理でよく使う「(前置・後置)インクリメント演算子, ++」についてみていきます。
C言語入門
その他のC言語の基本構文についてはこちらをご覧ください。
C言語 - サンプルプログラム
サンプルプログラムも合わせてご覧ください。
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