指定した変数の型を変換 - settype()
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プログラミング言語PHPで、指定した変数の型を変換する関数 settype()を紹介します。
settype関数
bool settype ( mixed &$var , string $type )
指定した変数を任意の型を変換します。
引数 &$var 型を変換する変数を指定します。 参照渡し(&が付いてる)なので、引数として渡した変数自体の値が変化します。 $type 変換する「変数の型式」を指定します。詳細は後述。
返り値
変数の型の変換に成功した場合は trueを、そのほかの場合は falseを返します。
変数の型式 - $type
$type | 概要 |
---|---|
bool, boolean | 「論理値」へ変換 |
int, intval | 「整数」へ変換 |
float, double | 「浮動小数点数」へ変換 |
string | 「文字列」へ変換 |
array | 「配列」へ変換 |
object | 「オブジェクト」へ変換 |
null | 「ヌル値」へ変換 |
サンプルコード
サンプルコードでは「文字列 → 整数」、「論理値 → 文字列」の変換を行っています。
settype ( 変数, 型式 )
<?php // 変数を定義 $var1 = "12345"; // 文字列 → 整数の変換 var_dump( settype($var1,"int") ); var_dump( $var1 ); // 変数を定義 $var2 = true; // 論理値 → 文字列 settype($var2,"string"); var_dump( $var2 ); ?>
実行結果です。
bool(true) int(12345) string(1) "1"
変換に成功した場合は trueが返されています。また、「文字列 → 整数」、「論理値 → 文字列」の変換も適切に実行されていますね。