ファイル情報を配列で表示 - stat()
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プログラミング言語PHPで、ファイル情報を配列で表示する関数 stat()を紹介します。
stat関数
array stat ( string $filename )
ファイル情報を配列で表示します。
引数 $filename 情報を表示するファイルを指定します。
返り値
指定したファイルの情報を配列で返します。
ファイル情報の配列構成
配列は「数値キー」「連想キー」から構成されています(要素の値は同じです)。
数値キー | 連想キー | 概要 |
---|---|---|
0 | dev | デバイス番号 |
1 | ino | inode 番号† |
2 | mode | inode プロテクトモード |
3 | nlink | リンク数 |
4 | uid | 所有者のユーザー ID† |
5 | gid | 所有者のグループ ID† |
6 | rdev | inode デバイス の場合、デバイスの種類 |
7 | size | バイト単位のサイズ |
8 | atime | 最終アクセス時間 (Unix タイムスタンプ) |
9 | mtime | 最終修正時間 (Unix タイムスタンプ) |
10 | ctime | 最終 inode 変更時間 (Unix タイムスタンプ) |
11 | blksize | ファイル IO のブロックサイズ†† |
12 | blocks | 512 バイトのブロックの確保数†† |
† Windowsで実行した場合には「0」が返されます。
††ブロックサイズが取得できない場合には「-1」が返されます。
サンプルコード
定義済み定数(__FILE__)を使って、スクリプトファイルの情報を配列で表示するサンプルコードです。
stat ( ファイル名 )
<?php var_dump( stat(__FILE__) ); ?>
実行結果です。
array(26) { [0]=> int(16777219) [1]=> int(1949614) [2]=> int(33188) [3]=> int(1) [4]=> int(501) [5]=> int(20) [6]=> int(0) [7]=> int(37) [8]=> int(1406514262) [9]=> int(1406514259) [10]=> int(1406514260) [11]=> int(4096) [12]=> int(8) ["dev"]=> int(16777219) ["ino"]=> int(1949614) ["mode"]=> int(33188) ["nlink"]=> int(1) ["uid"]=> int(501) ["gid"]=> int(20) ["rdev"]=> int(0) ["size"]=> int(37) ["atime"]=> int(1406514262) ["mtime"]=> int(1406514259) ["ctime"]=> int(1406514260) ["blksize"]=> int(4096) ["blocks"]=> int(8) }
ファイル情報が「数値キー」と「連想キー」の配列で返されていることがわかりますね。