今日の人気記事

  1. printf関数の変換指定子
  2. 2進数を10進数に変換する
  3. 条件演算子(3項演算子)「? :」
  4. int main(void) - プログラムの基本
  5. while文 - 繰り返し処理

変数の型を変換 - キャスト

当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

変数の型を変換する「キャスト」を紹介します。

型の変換 - キャスト

キャストは、ある型の変数を別の型に変換する場合に使います。

(変換する型)変数名

このように「変換する型」と「変数名」を指定します。

例えば、こんなんです。

(float)a;

この例では変数「a」を float型に変換しています。

それではキャストをどんな場合に使うのかをサンプルプログラムで確認しながらみていきましょう。

#include <stdio.h>

int main(void)
{

  // 変数の宣言
  int a, b;
  float x;

  // 変数に値を代入
  a = 5;
  b = 2;

  // 計算
  x = a/b;

  // 出力
  printf("%f\n", x);

  return 0;
}

実行結果です。

2.000000

このように整数を整数で割ると……正しい計算結果は「2.5」にも関わらず、計算結果「2.0」になってしまいます。

こんなときはキャストを使って、プログラムを以下のように変更(計算のところ)します。

#include <stdio.h>

int main(void)
{

  // 変数の宣言
  int a, b;
  float x;

  // 変数に値を代入
  a = 5;
  b = 2;

  // 計算
  x = (float)a/(float)b;

  // 出力
  printf("%f\n", x);

  return 0;
}

実行結果です。

2.500000

整数型の変数「a」「b」を float型にキャストしているので、適切な計算結果「2.5」が出雨緑されていますね。

C言語入門

C言語 - サンプルプログラム

基本構文 の人気記事

  1. printf関数の変換指定子
  2. 条件演算子(3項演算子)「? :」
  3. 関数のプロトタイプ宣言
  4. 変数の値を出力 - printf 関数
  5. エスケープシーケンス - 特殊文字
  6. int main(void) - プログラムの基本
  7. while文 - 繰り返し処理
  8. 配列の要素を出力(表示)する
  9. else if文 - 複数の条件式 - 条件分岐
  10. break文 - ループから抜ける

関連記事(一部広告含む)