数値の小数点以下を処理(四捨五入・切り捨て・切り上げ) - round関数、floor関数、ceil関数
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Webプログラミング言語PHPで、数値の小数点以下を四捨五入・切り捨て・切り上げの方法を紹介します。
round関数
float round ( float $value [, int $precision] )
指定した数値を四捨五入した値を返します。
引数 $value 四捨五入する数値を指定します。 $precision 四捨五入する小数点の桁数を指定します。
返り値
四捨五入した数値を返します。
サンプルコード - 小数点以下の四捨五入
小数点以下の四捨五入のサンプルコードです。四捨五入する小数点の桁数は、第2引数で指定します。指定しない場合は、桁数0と同じです。
round( 数値, 桁数 )
<?php $num = 3.14159266535; print round($num,4) . "\n"; print round($num,3) . "\n"; print round($num,2) . "\n"; print round($num,1) . "\n"; print round($num,0) . "\n"; print round($num); ?>
小数点以下の四捨五入の実行結果です。
3.1416 3.142 3.14 3.1 3 3
サンプルコード - 小数点以上の四捨五入
小数点以上の四捨五入のサンプルコードです。round関数は、小数点以上を四捨五入することもできます。四捨五入する桁数を負の数値で指定すれば、OKです。
round( 数値, 負の桁数 )
<?php $num = 12345; print round($num,-1) . "\n"; print round($num,-2) . "\n"; print round($num,-3) . "\n"; print round($num,-4); ?>
小数点以上の四捨五入の実行結果です。
12350 12300 12000 10000
floor関数
float floor ( float $value )
小数点以下の数値を切り捨てます。
引数 $value 小数点以下の数値を切り捨てる数値を指定します。
返り値
小数点以下を切り捨てた数値を返します。
サンプルコード - 小数点以下の切り捨て
小数点以下の数値の切り捨てのサンプルコードです。
floor( 数値 )
<?php $num = 3.14159266535; print floor($num); ?>
小数点以下の数値の切り捨ての実行結果です。
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ceil関数
float ceil ( float $value )
小数点以下の数値を切り上げます。
引数 $value 小数点以下の数値を切り上げる数値を指定します。
返り値
小数点以下を切り上げた数値を返します。
サンプルコード - 小数点以下の切り上げ
小数点以下の数値の切り上げのサンプルコードです。
ceil( 数値 )
<?php $num = 3.14159266535; print ceil($num); ?>
小数点以下の数値の切り上げの出力結果。
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