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PHPのパスを通す - MAMPの使い方

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MAMP環境のPHPへパスを通す方法を解説します。

Macのターミナルで、phpコマンドを実行すると/usr/bin/php を実行します。whichコマンドを実行すると実行しているコマンドのフルパスが表示されます。

$ which php
/usr/bin/php
$ php -v
PHP 5.3.15 with Suhosin-Patch (cli) (built: Dec  9 2012 19:32:02) 
Copyright (c) 1997-2012 The PHP Group
Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2012 Zend Technologies

これは、Macにあらかじめ用意されたphpコマンドです。ここでは、MAMP環境のphpコマンドへパスを通す方法を紹介します。

MAMPのPHPへパスを通す

まず、/usr/bin/php をリネームします。

$ sudo mv /usr/bin/php /usr/bin/php.org

次にMAMPのPHPへパスを通します。MAMPのPHP(/Applications/MAMP/bin/php)には、複数のバージョンがインストールされています。

$ pwd
/Applications/MAMP/bin/php
$ ls
php5.2.17 php5.3.20 php5.4.10

どれにパスを通してもOKです。ここでは、PHP v5.4のパスへ通します。ユーザーのホームディレクトリにある ~/.bash_profileファイルを以下のコードを追記します。

export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/bin/php/php5.4.10/bin

設定を反映するために、~/.bash_profileを読み込みます。ターミナルを再起動しても設定は反映されます。

$ source ~/.bash_profile

設定が適切に反映されたかを確認しましょう。phpコマンドのパス、バージョンともに適切に変更されていますね。

$ which php
/Applications/MAMP/bin/php/php5.4.10/bin/php
$ php -v
PHP 5.4.10 (cli) (built: Jan 21 2013 15:12:32) 
Copyright (c) 1997-2012 The PHP Group
Zend Engine v2.4.0, Copyright (c) 1998-2012 Zend Technologies
    with XCache v2.0.1, Copyright (c) 2005-2012, by mOo

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